2015/01/16 13:00
文化の違いでしょうか?
本日のSankeiBizの記事です。
中国にて“車販売の利益が少ないのはメーカーが悪い”という主旨の記事がありました。
メーカー・インポーターがその販売台数を指示するがため、値引きを多くしないと売れないという自動車ディーラーのメーカー・インポーターとお客様の板挟みで一番弱い立場にあるという考えだそうです。
以前の職場で「後工程はお客様」という言葉を意識付けられていたトヨタ自動車での考え方は、仕事の上流から下流へ流れるに従ってその強さと言いますか権利の主張などのような力が大きくなると考えていました。少し本筋から外れた考えですが。
実際に私も輸入車営業をしていた時は、新聞記事の通り我々日本でも同じ板挟み状態と感じていました。ディーラーはインポーターからお金を払って車を仕入れているのに、どちらがお客様なのかと思うことがしばしばあったからです。
しかし日本人の良いところでもあり、よろしくないところでもある思いやりといいますか自責の部分を重要視してしまいます。9割相手方の責任であったも、1割の自責に目を向け反省しカイゼンするところです。
もちろん、これは必要な考えで重要なことです。しかし、相手が悪いのであれば悪いと堂々と主張すべきだと思います。日本人らしい方法、つまり奥ゆかしい手法で主張できればベストだと思いますが、、、。
どちらにしても、中国の方々に見習わなければならないと感じました。
代表 後藤慎一
http://www.sankeibiz.jp/smp/macro/news/150116/mcb1501160500019-s.htm より引用